本社 〒134-0088 東京都江戸川区西葛西5-11-11 6F
TEL/FAX:03-6318-6641

女性問題カウンセラー

  • HOME
  • 女性問題カウンセラー

東京報道新聞5/27公開 第1回カウンセラーとして夫婦問題や親子問題などに取り組むNPO法人代表・久野亜由美

2023/05/31

NPO法人美汝 Ladies Rescue(レディースレスキュー)を運営する理事・代表の久野亜由美氏。自身もカウンセラーとして活動しながら、DVや浮気、不倫などの夫婦問題、ひきこもりや虐待などの親子問題、コロナの流行により増加している自殺問題、さまざまな問題に苦しんでいる女性の支えとなっている。持ち前の明るさとエネルギーで全国を飛び回る久野氏に、どのような思いで活動しているのか、深層に隠れた真相にせまる。 愛情を受けられなかった幼少期と、生死を彷徨った経験が源 ー簡単に過去の略歴を教えてください。 子どもの頃に両親が離婚したので、私は父の愛情をいっさい知りません。離婚後、子どもを育てるためのお金をもらうために、母は某大手会社会長の愛人となって尽くしていました。子どもの立場からすると母と一緒に過ごしたり、甘えたい想いは叶わず、母がその男性に取られる感じで嫉妬心と危機感を抱いていました。 私は小学生の頃からどちらかと言えば学力もスポーツも万能でした。中学校では陸上を始め、母に大会を観に来てほしくて頑張ったのですが、一度も観に来てくれませんでした。どんなに良い成績を出しても喜んでくれず、つまらなくて辞めようと思ったのですが、顧問の先生から「日本一になったら辞めていい!」と言われて、中学2年生のときに約束通り日本一になり陸上を辞めてしまいました。(短距離100m✕4リレーのアンカーでした) 母を困らせて振り向いてもらおうと、少しヤンチャしてみたこともありますが、これはまるっきり逆効果で、結局はだめでした。 その後、トリミングの専門学校を出て、社会に揉まれたくさん仕事をして、小学生の娘を抱え母子家庭となりました。30歳のときに、株式会社を興してペットサロンを出すと同時に家も買いました。それでも母は振り向いてくれることはなく会社もお店も、購入した家も見に来てくれないまま、結局この世を去りました。 ーなぜNPO法人を立ち上げようと思ったんでしょうか? 私自身が幼少期に母子家庭だったことや、最近になって大きな病気を患ったことが関係しています。 時は移って2021年、50歳になる年に私は脳の病気を患って手術が必要となりました。手術には記憶障害、言語障害、失明、半身不随などのリスクがあることを病院の先生から聞きました。最悪の状況も考えて、中学生の息子の学費や教育費含めお金の段取り、保険の整理をし、21年間経営しているペットサロンは娘に託しました。 手術自体はうまくいったように思ったのですが、急に片目が見えなくなったり、危篤状態が三度ありました。それでもたくさんの方々に支えていただき、長い入院生活でリハビリを頑張っていたら奇跡のように回復しました。そして元気になったからには、「私にしかできないことが絶対にある」と思い始めました。 頑張っても報われない幼少期を過ごし、生死を彷徨った経験や二度の結婚・離婚、育児や会社経営の経験を経て、ある程度のことは受け入れられるし共感ができるからこそ「同じように悩んでる方を助けてあげたい!」と強く思い、カウンセリングの勉強を始めて経験を積みました。 経済的に余裕がないから何もできず、身動きも取れずに精神的に落ち込んでしまう人たちがたくさんいます。そんな人たちからお金を貰わずに悩み相談を受けられる方法がないかと思い、カウンセリングを勉強していた時にできた仲間たちとNPO法人を立ち上げました。 夫婦問題や親子問題など地道に解決する ー現在、NPO法人で注力していることはなんでしょうか? 夫婦問題や親子問題などを抱えて困っている方々と繋がり、一つひとつ問題を解決していくことです。 困っている方々と繋がることが本当に大変で、何故かというと、本当は困っていても大体の人は声をあげないからです。弊社のホームページやLINE公式アカウントもありますが、そこに声が集まることは稀です。 では、どうやって困っている方々を見つけるかというと、ママ友がご近所情報に詳しいのでそこから地道に情報収集をしています。ネットやSNSがあったり、電話で無料相談という手段もあるかもしれませんが、地道に会っていく方が融通がきくので遠回りのようで近道だと今は思っています。なんともない関係から何度か会っているうちに、「実は……」と口火を切ってくれて発覚するケースが多いです。時間はかかってもそこには信頼関係が少しずつ生まれてきます。 そのなかで、養育費保証などの支援を教えることもあります。保証に関する情報を知ってるか知らないかで、お金の補助を受けられるかどうかが変わってきます。ひとり親世帯などが受けられる支援が行政やサポートセンターにもあります。しかし、知らなかったというケースも少なくありません。 その他、注力していることには、NPO法人の運営費を賄うことです。企業様に協賛をお願いしたり、活動の認知獲得もやっていて、資金繰りが私の仕事でもあります。これからは全国各地を周り、行政の広報に弊団体の活動を掲載してもらったり、講演も始めながら、各地の悩み苦しむ女性に声明を届けていきたいと考えています。

人生最大のピンチスピーチ!!!

2022/11/23

(✿✪‿✪。)こんにちは♡ 隊長こと久野亜由美です? 今年もあと少しですが… 11月!! 私はこの時期になると どうしてもイヤな事を思い出します。 それは…脳の病気発覚? 手術しなくてはいけない。 でも息子の中学受験が控えてる。 病院の先生にお願いして 受験が終って準備をするまで待ってもらい 3月1日入院。 翌日に手術をしました。 いろいろと乗り越えた私に学校は 3月末に行われた卒業生の送別会で 「保護者代表でスピーチをお願いしたいですのですが。」 と言われ、頭包帯グルグル巻きで 勇気を出して私はスピーチしました。 そのスピーチがこれです。 ↓ 息子へ 普段はどうしても厳しくしてしまうけど、 このような機会を頂いたので、 小学校卒業するあなたに母ちゃんの心の想いを 素直に伝えようと思います。 受験を目前にした11月に 母ちゃんの病気が発覚してしまい、 ずいぶん苦労をかけたね。 あなたの大事な時期なのにと 母ちゃんはつらかったけど、 あなたがいたからがんばれました。 あなたは私の生きる希望でした。 不安でいっぱいだったと思うけど、 それを見せず、 私に声をかけてくれたね。 ありがとう。 そしてお家のお手伝いをしてくれてね。 お米を炊く係、食器を洗う係、ゴミ捨て係、 洗濯物をたたむ係、 トイレや洗面所の掃除係など 嫌な顔せず毎日やってくれました。 仕事から帰ってくるたびに 感謝してたし、とても助かったよ。。 ありがとう。 受験の前日、ホテルに泊まった時。 「私と2人で泊まるのは最初で最後かもね…」 と話すと、 「僕が大人になったら海外旅行をプレゼントするから 2人で行こうよ!」 って言ってくれました。 そんな気持ちがとても嬉しかったです。 絶対行こうね。 ありがとう。 小学生最後の剣道の試合の後に 皆で集まり食事をした帰り道、 「母ちゃん…今日は引率で来てくれてありがとう。 集まりに参加させてくれて本当にありがとう。 僕大満足したよ! いつも剣道の送迎をしてくれてありがとう。 当たり前だなんて思ってないからね僕。」 って言ってくれました。 私だって、楽しくて行かせて貰ってましたよ。 ありがとう。 12年前の12月4日の寒い日に 緊急帝王切開で生まれた 色白で小さな赤ちゃん。 あっという間にこの時期に なってしまいましたが体だけでなく、 心の大きな成長も感じられました。 中学に行ったら、 たくさんの友達を作り大切にして欲しいです。 そして厳しい道のり、 いろんな壁にぶち当たると思いますが、 自分に負けず、逃げず、決めた事を現実に実行できる 心の強い男になって下さい。 それが生まれた時からあなたの名前に込めた私の想いです。 そして、 あなたは私の目標であり、 生きる希望です。 私の子供で生まれてきてくれて 本当に本当にどうもありがとう。 母ちゃんより これを読み終わった時、 たくさんの大きな拍手と 終わった~という達成感から 涙がこみ上げましたが… 会場の入り口から 大きな花束が歩いてくると 思ったら。 なんと! 息子が自分の顔が隠れるほどの 大きな花束をサプライズで ステージの上に上がり 泣きながら渡してくれました。 「母ちゃん、ありがとう」 参りました…でしたね。 人生最大のピンチでしたが 乗り越えられたと実感できる 瞬間でもありました。 毎日毎日気を緩めれば 涙が出てきて辛かったから… 神様に祈ってばかりの 毎日だったから… そんな辛い女性がいたら 寄り添うこと。 私、出来ます? 涙が枯れるまで一緒に泣く事も お付き合いしますからね…? 一緒に乗り越えてていきましょう。 ご連絡お待ちしていますね?