ひとくず

こんにちは。
先日、NPO法人若者メンタルサポートの方と
お話をしていた時に勧められた1本のDVDのお話をしたいと思います。
その題名は【ひとくず】
簡単に説明するとこのような内容になります。
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虐待の日々が続く少女食べるものもなく、電気もガスも停められている。
家に置き去りに。そこへ常習半の男が空き巣に入る。
男もまた幼い頃に虐待を受けていた。
男は少女の姿に自分を重ね少女を救おうとする。
少女は、母親の恋人から虐待を受けていることを知る虐待されつつも、
母親を愛する少女。
ある日、児童相談所の職員がやってくるが母親の下を離れようとしない。
少女を保護することができなかった。
男は少女を救うため、母親の恋人を殺してしまう。
力ずくで母親にさせようとする男。しかし母親もまた虐待の過去を持ち、
自分の子供の愛し方がわからない3人の不器用ながらも、
共同生活が始まり、暖かさを感じ始め、やがて家族になっていく…
と言うお話です。

現在、当団体は女性の悩み相談や子供食堂を営んでいて、
たくさんの声を聞いたり、様々な状況な方たちと出会いますが、
最悪を重ね続けると、この映画にのようになってしまうのかと思うと
見ているだけで苦しくてたまりませんでした。
しかし私たちは目をそらしてはいけません。
最悪な状況になる前に、母親を…もしくは子供を…
明るい未来に導き、救う努力をしなくてはいけないのです。

この少女は外から鍵をかけられていたため、自分から表に出れず
閉じ込められていました。
そこで出会う男は空き巣の常習犯いわゆる泥棒です。
もし本当にこの少女のように苦しんでいる子供がいたとしても、
周りの方から発見されるのはとても難しいことです。

どんな情報でも、何らかの便りでも構いません。
もし「おかしいな…？」と思う家庭があったり、
最近子供の姿が見えないとか、
怒ってる声しか聞こえないとか、
子供の泣き方がおかしいとか、
少しでも気づいたときには、警察や児童相談所に声をかける勇気を
私たちも持たないといけないと言うことです。

心に突き刺さる、切ない場面がたくさんありますが、
最悪な状況でもある実際の社会派ドラマです。
私自身も身が引き締まる思いで鑑賞しました。
でもまた新たな動きを見出さなければいけないと感じた事も
間違いなく事実です。

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